これまで目にすることがなかったのに、最近特によく見かけるのが南米原産-沖縄産のアテモヤです。ごつごつと隕石のような面構えをしたアテモヤが、那覇の公設市場付近の果物屋さんの店頭では、それなりのお値段で並んでいます。
wikiによると、アテモヤはチェリモヤと釈迦頭を掛け合わせたものだそう。チェリモヤはニュージーランドにいた時シャーベットにして使ったことがありますが、カスタードアップルと呼ばれていました。チェリモヤやアテモヤの属する蕃茘枝(バンレイシ)属の果実全般をカスタードアップルと呼ぶようです。またもやの南米産で、南米原産の果物や野菜にはたいへんお世話になっております。
先日沖縄で栽培しているアテモヤをもらいました。那覇近辺にある畑の手伝いをする機会があって、その近くにあるアテモヤ栽培農家さんの圃場で最後に採れたもののお裾分けです。
アテモヤは熟成すると緑色のごつごつした外皮が黒みをおび、手触りも柔らかさを感じるようになります。食べごろサインです。ぱっくり割ってみると、甘い香りが漂います。白い果肉と黒い種がきれい。ふわふわした白い果肉の部分を食べてみると噂通りの甘さです。
ただ食べたものはかなり熟成が進んでいたせいか、香りや甘みは強いけれど逆に物足りなさを感じました。個人的には酸味のある果実の方が好みということもあるのかもしれません。
沖縄では次々と新しい果物や野菜が出てきます。十数年前にはドラゴンフルーツが彗星のごとく現れ、当時はあっちもこっちもドラゴンだらけみたいなかんじだったけれど、その後何となく先細りになりながらも、夏の果物の一角をになう地位に落ち着いているようだし、そういえばカニステルなどという果物もどうもメジャーになりそこねながらも、なんだかんだとそのあたりで目にします。スターフルーツは、静かに、わずかずつ、着々と目にする機会が増えているような気がする。でもなんといってもダントツ人気はやっぱりマンゴーでしょう。
赤、オレンジ、黄色、白、沖縄のトロピカルフルーツは彩り豊かで、見ているだけで楽しくて甘い香りが漂ってきそう。家に庭や畑があったら、あれやこれやと植えてみたいものですね!
アテモヤ チェリモヤ おてもやん、、以上独り言です。