沖縄パイナップル

沖縄パイン

沖縄のフルーツと言えば、マンゴーかパイナップル。でも実際沖縄に住んでいた頃のことを思い返すと、マンゴーはたびたび口にしたのに、パイナップルを食べた記憶はあまりありません。今考えるともったいないことをしたなー、そんな沖縄のパイナップルです。

パイナップルっていうと、海外産のものはどこでも簡単に手に入るし、缶詰のパイナップルも手頃だし、また自分の中では「パイナップルは酸っぱくて、食べた後口の中がイガイガするし、、」みたいなイメージが定着していて、あえて食べようと思い立つことがなかったのでしょう。とはいえパイナップルといえば、バナナについでかなりポピュラーなトロピカルフルーツ。フルーツの盛り合わせには欠かせない存在であります。

さて沖縄本島では、北部の東村や名護のあたりでパイナップルをたくさん作っています。赤土の畑一面にパイナップルが植えられ、沖縄の強烈な射しが赤土を鮮やかな鉄色に染めあげる光景がよく見られます。

この光景を見るまでは、パイナップルはてっきり木になっていると思っていたのですが、実際はまるで白菜やキャベツみたいに地面からはえていて、初めて見た時には、なんだか拍子抜けするような意外な印象でした。沖縄のビーチに行くとよく自生しているアダンの実の方が、想像していたパイナップルっぽくありませんか。

sPineapple

sAnanas_comosus_flower
上2枚はWikimedia Commonsより

アダン
アダン、食べれそう、でも食べれません。

あまり食べる機会がなかった沖縄のパイナップルですが、スナックパインなる手でちぎって食べる種類のものも国際通りのあたりでよく売られていました。パイナップルといってもいろいろ種類があって、これはボゴールパインという種類だそうです。

ずっと昔、屋我地島に行った時、ほぼ収穫が終わった畑に残ったパイナップルを、その場で鎌で皮向いてザクザク切ってもらったのをよく覚えています。思い返せば夢みたいな光景。次に行った時には、畑を埋めつくしていたパイナップルは全部刈り取られて、黄ばんだ葉っぱだけが残っていました。赤土を埋めつくすように広がるパイナップル畑って、どこか切ない気分になってしまうのはこの時の印象が強かったからかもしれません。

沖縄パイン

【追記】

その後また沖縄に戻ってきて、パイナップルを食べるようになりました。この甘酸っぱさが暑さにへばり気味の体に染込みます。スナックパインも食べたけど、際立つ甘さに手が止まらず、一躍パイナップル好きになりました。



【沖縄】石垣島産パイン 3,100円 ~ 3,900円(送料・消費税込)

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