内地の地方都市では泡盛など見かけることはめったになく、
大きなスーパーでようやく見つけた泡盛はほんの数種類。
その一つは見たこともないブランドで、
でもいかにも沖縄っぽいラベルがかわいい。
「琉球泡盛」って書いてあります。
「琉球泡盛」っていう名前の琉球泡盛っていうことですよね。
さしずめ「日本酒」っていう名前の日本酒、
「ビール」っていう名前のビール、
「発泡酒」っていう名前の発泡酒、
「インスタントラーメン」っていう名前のインスタントラーメン。
「醤油」っていう名前の…
もうやめておきますがそんなネーミングです。
でもわかりやすくてよろしいです。
誰もこれが芋焼酎や日本酒だと思わないし、
沖縄の泡盛であることが一目瞭然。
さてさて何年かぶりに口にした琉球の泡盛は、、
独特のあの香ばしい香りが沖縄をしっかり彷彿させて、
ついついごくごく飲んでいました。
ちなみに25度でアルコール度数も低めのこの泡盛ですが、
久々の泡盛はけっこう効きました。
翌朝もあの泡盛の香りが口に残っていて、
2日にわたって沖縄を楽しんだかんじ。
泡盛は、みんな「シマー」と呼んでいました。
島カボチャとか、島オクラとか、島人参など、
野菜などの名前の頭に「島」をつけて親しみをこめてよばれますが、
島酒はやっぱり特別、しまーなんですね。
氷と水が必ず用意されて、だぶだぶ割って飲みます。
暑くて湿気の多い沖縄だから、
グラスがいっぱい汗をかいてテーブルがベチャベチャになるので、
グラスにペーパーナプキンを巻いてる人もよく見かけました。
そしてそのグラスの脇にはうっちんが定番。
うっちん=うこんは、錠剤やドリンク剤などがあって、
コンビニでもすぐ目につく所に置かれていて、
お酒の好きな沖縄の人には欠かせないもの。
そういえばそばに関しては島そばって言わないなー、
なんでだろ?
沖縄を離れてから今もって食べたくなるのは、
そうです、やっぱり沖縄そばですねー