沖縄のくるま麩は長い棒状のまま売られていますが、
すかすかしていてほとんど空気みたいなものです。
とても軽いけれどとてもかさばって場所をとるので、
最近はこれを上からペタンコに板状に圧縮したものもよく見かけます。
形的には切っていない車麩みたいなんですが、
内地でよく売られている車麩とはその密度と食感が違います。
沖縄麩はふんわりしていてフーチャンプルーにうってつけ。
まわりも香ばしくて、このままかじるとさくさくしてスナック菓子のよう。
内地の車麩はしっかりしているので、
これでチャンプルーを作ると
しっかりした食べごたえのフーチャンプルーになります。
煮こんでも崩れにくいので煮物にしてもだいじょうぶ。
沖縄と内地の車麩(目が内地の車麩)
フーチャンプルーを食べたことのない人が初めて食べると、
みんなそのおいしさにびっくりして、
その食感が肉のようだと言います。
麩はとても便利でおいしいマクロビ的な食材。
僕もフーチャンプル大好きですが、
いろいろアレンジもできて楽しい料理。
フーチャンプルの最初に卵につけてから焼く時がなぜか楽しいんですよね。
というわけで今日のご飯はフーチャンプルで決まりです。