魅惑的な甘い香りとねっとりとして妖艶な舌触り、
滴り落ちる甘い果汁。
初めて沖縄の完熟アップルマンゴーを食べた時には、
それまで食べたことのあるフィリピン産ペリカンマンゴーとは
全然違うおいしさにとろけそうになりました。
一口にマンゴーと言ってもその種類もいろいろあります。
沖縄で普通に売られているマンゴーは、
まるまるとしたアップルマンゴー(アーウィン種)がほとんど。
そしてひとつひとつ袋掛けして枝に紐でしばり、
完熟して自然落下したものが正真正銘の妖艶な完熟マンゴー。
アップルマンゴーが市場を賑わせる7月も終わりに近づき、
そろそろ今年もマンゴーとお別れ…という頃になると、
緑色をした大きなキーツ種が少量出回りますが、
値段もそれなりにするので気軽に食べると言うわけにもいきません。
またキンコーマンゴーという種類をみかけたこともあります。
以前は小さな枇杷のようなミニマンゴー(アップルマンゴー)が、
山盛りになって安い値段で売られていて、
知り合いの方はびんぼーマンゴーと呼んでいました。
ミニマンゴーと言ってもその味は濃厚で、
種が思ったより小さいので果肉部分も多くて、
マンゴープリンにうってつけだったのに、
最近はほとんど目にすることがなくなりました。
食べだしたらいくらでも食べたくなるマンゴーですが、
漆の仲間なので人によってはアレルギーをおこすこともあります。
美味しいからといって食べ過ぎにご注意ください。
欲張って食べ過ぎてアレルギーになり、
その後マンゴーをほとんど食べれなくなった人知ってます。