稀に見る豊富な栄養素を含むモリンガ。たんぱく質やビタミン類はもちろん、数々のミネラルに加え多くのアミノ酸類、そして通常葉野菜には含まれないギャバやポリフェノールなどまでもが、バランスよく含まれています。
東風平にあるかりゆし市場でかったモリンガの葉は、ふさふさしたかわいらしい緑をしています。しかしわさびの木と呼ばれるように、生の葉っぱをそのまま口にすると若干の辛みと癖があって、どこか豆っぽい香りがあります。
また、その効用の裏返し的な作用として、一度にたくさん摂取するとお腹が緩くなったり、
妊娠中のラットへの多量のモリンガの投与で流産の報告があったりとか、また血糖値を下げて糖尿病に効果がある反面、血糖値を下げる薬を服用している人には血糖値が下がりすぎる可能性があるなど、過ぎたるは及ばざるがごとし的な報告もあります。
自分もモリンガの葉っぱを一つかみ分くらいスムージーにして飲んだらお腹が緩くなったことがあります。グリーンスムージー自体、鈍感体質の自分でさえ使う素材によってお腹の調子が変わることが多く、その反応、効果が大きいのに少々驚いているのですが。
モリンガはスーパーフードとかミラクルフードとして脚光を浴びています。葉、根、花、莟、茎、鞘、実などすべてを食べることができ、また汚水や空気を浄化しするなどまさにスーパーな情報満載です。ただその効能が大きいだけに、それが反対に作用する可能性があることも心の片隅にとめておいた方がよいとも思うわけです。
モリンガの葉っぱはとてもかわいらしいし強靭な植物みたいなので、ベランダのプランターで育ててみたいなと思っています。