黄金三星(くがにみちぶし)

沖縄の音楽を聴くと無性に帰りたくなる。
内地生まれなので帰るというのは変かもしれないけれど、
沖縄へ帰りたいなーと思うのです。

三線の乾いた音を聞くと、沖縄の匂いが鼻をかすめます。
沖縄のあの重くてくぐもった匂い。
音楽と匂いは記憶の微妙な領域に触れてくる。
沖縄が懐かしい。

那覇の夕暮れ

那覇の桜坂近く、
国際通りから脇に入っていく「竜宮通り」という飲屋街があります。
入るのにはかなり勇気がいる、そんなちっちゃな飲み屋が軒を連ねる通りです。

そのまた一本隣の名もないすーじぐゎー(小路)で、
熱風アジアというお店をやっていました。
夕方になると電柱からぶら下げられたスピーカーから島唄が流れ始め、
それを聞くと、あーそろそろ仕事の時間だなと、
お店の灯りを点けたものです。

三線の音は一晩中流れ続け、
いつの間にか島唄が流れていることすら気にならなくなり、
そして夜半になってその音が消えた時になって初めて、
遠くに聞こえる車の音や夜の喧噪が耳に入ってきた。
竜宮通り
竜宮通り

今朝りんけんバンドの黄金三星(くがにみちぶし)を聞いていたら、
胸がざわざわ波立って、
沖縄のことがとても懐かしく思い出されて、
帰りたいな、
そう思いました。

これ ↓ ホント最高です。かっこいい。
見ながらひとりカチャーシーだ。
林昌さん思わず笑ってます。

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